医療現場に最適な壁紙選び

医療・クリニック業界の外装・壁紙

こんにちわ。壁紙デザインとデジタルプリントを手掛ける「Graphic Base」の編集局です。

こちらのブログでは、弊社が手がけております壁紙デザインをキーワードに、様々な業態のお店や施設の壁紙についての情報を掲載していきます。

b-Group代表取締役の藤川明快

藤川 明快  /  代表取締役 (この記事の監修者)

大手インテリア商社にて内装材料・サインディスプレイ材料の販売に従事した後、社内のマルチメディア部門に転属し広告制作及び映像制作のディレクターとして多くの作品に携わり、分社独立した新会社の取締役に就任。2015年に「内装専門のグラフィックデザイン会社」株式会社ビーグループを創業。デザインからインクジェットプリントまでワンスストップでサービスを提供しお客様の様々なニーズに応える。

この記事で分かること/解決できること

・医療・クリニックにおける壁紙選びの重要性が分かる

・患者さんに安心感や清潔感を与えるデザインのポイントを知れる

・小児科、美容クリニックなど診療科に合ったデザインの選び方が分かる

・壁紙で院内の雰囲気やブランドイメージを演出する方法を学べる

・抗菌・抗ウイルス・消臭など、衛生面をサポートする機能性壁紙について理解できる

・オリジナルデザインや相談事例を参考に、導入のヒントが得られる

1 . 医療・クリニック業界の壁紙の選び方

病院でもっとも重要視すべきは、清潔感、患者さんに安心してもらうための落ち着きのあるデザイン、色使いです。
内装全体では、トイレのレイアウトも大切です。
病院は具合の悪い人が訪れますので、病原菌やウィルスが入り込むこともあります。
そういったものが院内に拡散しないように、木材や壁紙、カーテンを抗菌性のものにしたり、換気設備を整えることもおすすめです。
見た目の衛生という点では、待合室の近くの直接目に入るところにトイレがあることを快く思われない患者さんもいらっしゃいます。とくに尿検査などがある病院ではなるべく目に入らないようにする工夫があるとよいでしょう。

病院の受付と廊下にアートの壁紙

美容外科などの場所では、とくに「高級感」や「美」を意識した内装にします。
待合室のソファは個別にゆったりと設置し、インテリアなどでも高級感を演出できるとよいです。
小児科やクリニックなど、子供の患者さんがくるような場合は、明るく楽しい雰囲気であることが一番です。

病院に受付やキッズスペースに壁紙

壁紙は柄をうまく使うことで空間の印象を大きく変えることも可能です。
小児科は動物の柄で元気いっぱい。歯医者には歯磨きのイラストで楽しい雰囲気に。
眼科には目に優しい印象の風景を使って。婦人科にはカフェのようなお洒落なリーフ柄。

Graphic Baseでは、院内の雰囲気に合わせたオリジナルデザインのご提案が可能です。

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クリニックに可愛いキッズの壁紙
クリニックの受付と病室に癒しの壁紙

壁面・ガラスフィルムの

\ デザインはご相談ください /

2 . 病院、クリニックで選びたい壁紙の素材

病院で気になるのが細菌やウイルスの感染ですが、これを軽減できる壁紙があります。

2-1.抗菌について

細菌を長時間増やさないようにすること。
菌が住みにくい環境をあらかじめつくり、菌の増殖を抑制します。直接菌を殺したり取り除いたりする効果ではなく、菌の増殖を抑制または阻害することを言います。

2-2.抗ウイルスについて

ウイルスを不活化させること。
ウイルスの不活化とはつまり、ウイルスの外部組織を破壊することで生物の細胞に侵入して増殖する機能を失わせ、活動を停止した状態にすることです。

病院の廊下にシンプルなアートの壁紙

【抗菌壁紙】

抗菌壁紙には、汚れや外出先から持ち帰った菌の増殖を防ぐ働きがあり、主に病院や福祉施設など衛生意識の高い場所で利用されており、多くの人が集まる商業施設などでも導入されています。抗菌効果については、実験によってたしかな効果が裏付けられています。どのような種類でも効果は基本的に同じですが、素材に関しては光触媒や消石灰など商品によって異なります。

【光触媒】

光触媒塗料は、太陽光などによる化学反応から有害な物質を分解し無害化できる塗料です。
壁紙に付着した菌やウイルスは光触媒の効果によって繁殖が抑制されます。

【消石灰】

消石灰は漆喰の主な原料で、細菌の増殖を抑える効果があります。
漆喰の表面は多孔質構造のため、その凸凹部分に空気中の水分やウイルス・アレルゲン等を吸着することができます。多孔質構造部分に取り込まれたウイルスやアレルゲンは、消石灰の強アルカリの影響により変質し無害化されます。

【抗ウィルス壁紙】

抗ウイルス壁紙はウイルスを不活化させる効果がある壁紙です。ウイルスの外部組織を破壊して生物の細胞への侵入と増殖をするための機能を壊し活動できなくさせます。
一般的にはウイルスの不活化はアルコール消毒などで行われます。抗ウイルス壁紙の表面には抗ウイルス成分の入った表面コート層が存在するため、抗ウイルス効果を発揮できます。抗菌効果と抗ウイルス効果が一緒になった壁紙も販売されています。抗カビや消臭機能付きの商品もありますので、抗菌と抗ウイルス両方の効果が欲しい場合にはこのような商品を探してみてください。

壁面・ガラスフィルムの

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3 . まとめ

医療・クリニックにおいて壁紙は、見た目の清潔感や安心感を与える“視覚の心理的要素”として非常に重要です。特に、以下のポイントが大切です。

  • 清潔感と落ち着き:白を基調にしつつ、色やデザインによって安心できる空間作りを。

  • 用途に応じたイメージ戦略:小児科なら明るく楽しい柄、美容クリニックには高級感のある落ち着いたデザインを。

  • 機能性の強化:抗菌・抗ウイルス壁紙や消臭・抗カビ効果を持つ素材を選び、衛生的な空間を保ちましょう。

また、壁紙によって院内の雰囲気を柔軟に操れることから、オリジナルデザインの提案や、イメージに合った素材のセレクトを行うことで、患者さんにより快適で安心できる環境を提供することが可能です。

患者さんに寄り添い、衛生面やデザイン性の双方を両立させる空間を演出するために、壁紙選びにはぜひ工夫を。

Graphic Baseを運営するビーグループでは、イメージ共有から壁紙デザインまでトータルでサポートできますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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