
小さくても魅力的なオフィスの空間づくり
こんにちわ。 壁紙デザインとデジタルプリントを手掛ける「Graphic Base」 の編集局です。
こちらのブログでは、弊社が手がけております壁紙デザインをキーワードに、様々な業態のお店や施設の壁紙についての情報を掲載していきます。
昨今、リモートワークが広がり、会社を移転したり小型化する動きが出てきています。
そこで今回は、今一度オフィスという場所の役割と、小型化してもより魅力的なオフィスの環境づくりをするためにはどのようなことができそうか、ということを考えていきたいと思います。
目次[非表示]
- ・1.会社空間に必要な要素
 - ・1.オープンスペースとプライベートスペース
 - ・2. 作業する場所と家具
 - ・3. ミーティングのための設備
 - ・4. 自然光と照明
 - ・5. 適切なエアコンと換気システム、植物の配置
 - ・6.高速インターネットなどのインフラ
 - ・7. リラックスエリアと休憩スペース
 - ・8. コミュニケーションと社交スペース
 - ・9.収納スペース
 - ・2.会社の小型化と快適性について
 - ・1.柔軟なレイアウト
 - ・2. ミニマリズムと整理整頓
 - ・3. マルチユーススペースの活用
 - ・4. モビリティと柔軟性
 - ・5. 使いやすさを重視した快適な家具
 - ・6. 自然光の最大活用
 - ・7. コミュニケーションの促進
 - ・8. 音への配慮
 - ・3.空間を広く感じさせる壁紙の使い方
 - ・まとめ
 
1.会社空間に必要な要素
まずは会社の空間作りに必要な要素をあげてみます。
1.オープンスペースとプライベートスペース
周りの人と話し合ったりコミュニケーションを取るオープンなコラボレーションエリアと、集中が必要な作業をしたり、プライバシーを重視するためのプライベートスペースがバランスよく配置されていること。
2. 作業する場所と家具
使いやすさや快適さを考慮したデスクや椅子など。作業スタイルに合わせてそれぞれに必要な設備が揃っていること。
3. ミーティングのための設備
会議用のテーブル、ホワイトボード、ビデオ会議システムなど、チームメンバーや外部との打ち合わせなどに使う設備。
4. 自然光と照明
自然光を最大限に取り入れるデザインと、照明を活用し、快適な作業環境を確保すること。自然光は窓やガラス仕切りを多用し、日光の射し込むスペースを作ることで、従業員のエネルギーレベルや気分の向上を促します。
照明は作業内容に合わせて調整できるものが理想です。
5. 適切なエアコンと換気システム、植物の配置
快適な温度、湿度と良好な室内空気は、従業員の集中力や健康にも影響を与えるため重要です。また屋内に植物を配置することで、空気中の酸素を増加させるとともに、従業員がリラックスしたりストレスの軽減につながることを期待できます。
6.高速インターネットなどのインフラ
高速インターネット接続や必要なITインフラが整っていることで、スムーズな業務が行えます。プレゼンテーション用のディスプレイやビデオ会議システムも考慮できるとよいでしょう。
7. リラックスエリアと休憩スペース
リラックスしたり休憩するための快適なエリアが設けられていることで、従業員がリフレッシュできる環境を提供します。応接スペースやクッション付きの座席、音楽を流す場所などが考えられます。リラックスゾーンのデザインには、柔らかい色調や自然のエレメントを使用することで、穏やかでリラックスした雰囲気を作り出します。照明も重要で、柔らかな光を使用することで心地よい環境を実現します。

8. コミュニケーションと社交スペース
従業員同士の交流やコミュニケーションを促進する共有スペースやカフェエリアなどが含まれます。例えば、カフェスタイルのラウンジエリアを作ることで、従業員がお茶やコーヒーを楽しみながらくつろげる場所を提供します。そして他の同僚と会話をしたり、短い休憩を取ることができます。
9.収納スペース
文書やオフィス用品の収納スペースが確保されていることで、スペースが整理されて効率的な作業が行えます。
こういった要素を考えていくことで、効果的な会社の空間が実現され、従業員が快適に働きながら生産性を高めることができるでしょう。
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2.会社の小型化と快適性について
次に、会社の小型化と快適性を両立させるために必要なことを考えてみます。会社の小型化と快適性を両立させるためには、スペースの最適活用と効果的なデザインが重要です。小型化することでコストの節約や効率の向上が期待されますが、従業員の快適性を犠牲にすることなく、効果的な職場環境を構築することが求められます。以下にいくつかのアプローチを紹介します。
1.柔軟なレイアウト
スペースを効果的に使うために、部屋の間取りやデザインにおいて、壁や仕切りを最小限にし、開放的で広々とした空間を作り出すオフィスレイアウトを検討します。モジュール式の家具や可動パーティションなどを使用して、必要に応じてスペースを調整できるようにします。

2. ミニマリズムと整理整頓
小型化する際には、ミニマムなデザインと整理整頓を重視します。無駄なものを排除し、必要なものだけを取り入れることでスペースがすっきりとし、快適な環境を作り出せます。
3. マルチユーススペースの活用
小さなスペースでも、マルチユーススペースを設けることで効率的に活用できます。ミーティングからリラックスエリアまで、異なる活動に使えるスペースを設計します。
4. モビリティと柔軟性
従業員が自由に場所を変えて作業できる環境を作り出します。モバイルデバイスやラップトップを活用して、さまざまな場所で仕事ができるように設計します。
5. 使いやすさを重視した快適な家具
小型スペースでも使いやすさ、作業のしやすさを考慮した快適な家具を使用します。適切な椅子やデスク、モニターの高さ調整などを提供することで、従業員の快適性を確保します。
6. 自然光の最大活用
自然光を最大限に取り入れるデザインを採用します。大きな窓やガラスパーティションを使用し、室内が明るく開放的な雰囲気になるよう工夫します。

7. コミュニケーションの促進
コミュニケーションを活性化するためのスペースを設けます。共有スペースやコラボレーションエリアを配置して、チームメンバー同士のコミュニケーションを促進します。
8. 音への配慮
スペースの小型化に伴う騒音や音響の問題に対処します。吸音材や適切な配置により、静かな作業環境を確保します。
最後に、空間を広く感じさせる壁紙の使い方について考えてみましょう。
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3.空間を広く感じさせる壁紙の使い方
1.明るい色を選ぶ
壁紙の色は明るいトーンを選ぶことで、部屋を広く明るく見せる効果があります。白やクリーム色、淡いパステルカラーなどが適しています。
2. 単一の色調を使用
壁紙やペイントを使う場合、同じ色調のトーンを使うことで、部屋が一体感を持ち、断片的に見えることなく広がりを感じさせることができます。
3. 縦のストライプ模様
垂直のストライプ模様の壁紙を使用すると、天井の高さを強調し、部屋をより高く感じさせる効果があります。
4. シンプルな模様やテクスチャ
シンプルでも面白いテクスチャや模様の壁紙を選ぶことで、空間に奥行きと繊細さを加えることができます。
5. 明るいアクセントカラーの使用
明るいアクセントカラーを壁紙の一部に取り入れることで、視線が引かれ、部屋全体が広がるように感じられます。
6. 鏡やガラスの装飾と組み合わせる
壁紙と鏡、ガラスの装飾を組み合わせることで、反射効果を最大限に活用し、空間を広々と感じさせることができます。
会社の空間づくりということでここまでみてきました。こういったアイデアは、お店やプライベートな部屋をデザインする場合にも活かせる点もあると思います。
様々なシーンでの、より快適な空間づくりのヒントになりましたら幸いです。


まとめ
リモートワークの普及に伴い、企業がオフィスを小規模化する傾向が強まっています。小さいスペースでも快適性・魅力を保つためには、設計とデザインの工夫が欠かせません。
オフィス空間に必要な構成要素
・オープンスペースとプライベート空間のバランス
・作業用家具(デスク・椅子など)の選定
・会議設備(テーブル、ホワイトボード、ビデオ会議機器)
・自然光と照明を活かすデザイン
・適切な空調・換気と植物による空気環境の改善
・インフラ整備(高速ネットワークなど)
・休憩・リラックスできるエリアの設置
・コミュニケーションを促す共有スペース
・十分な収納スペースの確保小型オフィスでも快適性を両立させる方法
・レイアウトに柔軟性をもたせる(可動間仕切り、モジュール家具など)
・ミニマリズムを取り入れ、不要なものを排す
・スペースの多目的利用(マルチユース空間)
・可動性・モビリティを重視する(人が動きやすく、使い変えしやすい環境)
・使いやすさを重視した家具選び
・自然光を最大限に取り込む設計
・コミュニケーション促進のための配置・仕掛け
・音対策(吸音材など)を意識空間を広く感じさせる壁紙・色使いの工夫
・明るい色調を用いる
・部屋全体を統一したトーンでまとめる
・縦ストライプ模様を使って天井高を強調
・シンプルな模様やテクスチャで奥行きを出す
・アクセントカラーを一部に取り入れて視線を誘導
・鏡やガラス装飾と組み合わせて反射効果を活用
Graphic Baseを運営するビーグループでは、イメージ共有から壁紙デザインまでトータルでサポートできますので、ぜひお気軽にご相談ください。

藤川 明快 / 代表取締役 (この記事の監修者)
大手インテリア商社にて内装材料・サインディスプレイ材料の販売に従事した後、社内のマルチメディア部門に転属し広告制作及び映像制作のディレクターとして多くの作品に携わり、分社独立した新会社の取締役に就任。2015年に「内装専門のグラフィックデザイン会社」株式会社ビーグループを創業。デザインからインクジェットプリントまでワンスストップでサービスを提供しお客様の様々なニーズに応える。








