中古の戸建て住宅メンテナンス

こんにちは。Graphic Baseです。
こちらのブログでは、弊社が手がけております壁紙、壁面デザインをキーワードに、様々な業態のお店や施設の壁紙についての情報を掲載していきます。

中古の戸建て住宅メンテナンスについて

家を所有している場合、マンションなどの集合住宅の場合はメンテナンス専門の会社が管理してくれたり、自治会があったりして管理を行うことになりますが、戸建ての住宅の場合のメンテナンスはそれぞれの家主に任されています。

また戸建ての住宅は新築で建てる場合はわかりやすいですが、親や親戚が住んでいた家に住むことになったり、中古の物件を購入して住むケースもあります。
今回は戸建て、とくに中古の戸建て住宅のメンテナンスの仕方についてみていきます。

1. メンテナンスのチェック事項

外部メンテナンス

屋根の状態を確認し、修理や補修が必要な場合は行う。壁面や外装の塗装状態を確認し、剥がれやひび割れがあれば対処する。窓やドアのシーリングやヒンジの状態を確認し、必要に応じて修理する。

内部メンテナンス

壁や天井のクラックやシーリングの状態を確認し、修復が必要なら行う。床の状態を確認し、不均等な沈み込みや隙間があれば対処する。配管や給排水の漏れや劣化を確認し、修理する。キッチンやバスルームの設備の動作を確認し、必要に応じて更新する。

電気設備 

配線やコンセントの状態を確認し、古くなった部分があれば修理または交換する。照明設備やスイッチの動作を確認し、必要に応じて修理する。

暖房・冷房システム

暖房および冷房システムの点検を行い、必要に応じてメンテナンスや更新をする。エアフィルターの清掃または交換が必要なら行う。

給湯設備

給湯器やボイラーの点検を行い、効率の低下や不具合があれば修理または交換を検討する。

換気システム

換気扇の清掃を行い、効果的な換気を確保する。空気フィルターの清掃または交換が必要なら行う。

防水チェック

バスルームやキッチンの防水層を点検し、劣化が見られれば補修を行う。屋外からの水の侵入を防ぐため、外壁や窓のシーリングを確認する。

庭と外周エリア

庭や外周フェンス、門の状態を確認し、必要に応じて手入れや修理を行う。

2. 季節の定期点検

春

外部点検として、屋根、外壁、窓、ドアの点検を行い、冬の間に生じた損傷を修理します。また、庭の手入れ、樹木の剪定、花壇の整備を行います。部屋の中では、冬の間たくさん使ったエアコンのフィルターを掃除または交換し、冷暖房機器の動作を確認します。

夏

梅雨が明けたら屋根の点検を行い、ガタ漏れを修理します。地下室やクローラースペースの防水対策を確認し、必要に応じて改修します。庭は花壇や庭の手入れを続け、必要ならば追加の植栽や修理を行います。

秋

屋根、外壁、窓、ドアの点検を行い、補修やペンキ塗りを行います。
暖房機器の点検を行い、必要に応じてフィルターの交換や効率化を図ります。庭の準備は、冬に備えて庭の樹木の剪定や冬花の植え付けを行います。

冬

冬季の前に暖房機器の点検を行い、動作確認と必要ならばメンテナンスを行います。絶縁材や断熱材が適切に機能しているか確認し、必要に応じて改修します。また、冬の凍結から家を守るため、排水系統を点検し、凍結防止対策を施します。

3. 戸建てのメンテナンスを相談できる人

建築士・建築設計事務所

建築士は、建物の構造や設計に詳しい専門家です。建物の構造や設計に関する相談に適しています。

リフォーム会社

リフォーム会社は、家の改修やリフォームに関する専門家です。内装や外装のリフォーム、設備の更新などについて相談できます。

不動産管理会社

不動産管理会社には、建物や設備のメンテナンスに関する知識があります。賃貸物件のオーナーが管理会社に依頼している場合もあります。

ホームインスペクター

ホームインスペクターは、家の状態を専門的に評価するプロです。中古物件を購入する前の検査や、定期的な点検を依頼することができます。

エクステリア業者

庭や外構に関する相談は、エクステリア業者にお願いすることができます。庭の手入れや外部構造物の点検が含まれます。

電気工事業者・配管工事業者

電気系統や給排水設備に関する問題があれば、電気工事業者や配管工事業者に相談して修理や改修を行います。

エネルギーコンサルタント

エネルギー効率向上や省エネ対策に関する相談は、エネルギーコンサルタントに依頼することができます。

地元の自治体の住宅相談窓口

地元の自治体には、住宅に関する相談窓口が設けられていることがあります。建築基準法や住宅のメンテナンスに関する情報を提供しています。

4. シロアリ点検の方法

木材の点検

定期的に家の周りや建物の基礎、特に木造部分を注意深く点検します。シロアリの被害は木材に現れることが多いため、木製の部分を特に注意深く観察します。

床下の点検

家の床下やクロールスペースを点検します。特に、湿気の多い場所や通気の悪い場所に注意を払います。シロアリは湿気を好み、湿った木材を食害します。

土壌と接地部分の確認

家の基礎と土壌の接点や、外部から直接木材に接触している箇所を確認します。シロアリは土壌から建物に侵入することがあります。

窓、ドア、天井の接合部分の点検

窓やドア、天井と壁の接合部分など、建物の外部と内部が接触している箇所を点検します。シロアリはこうした隙間を通って侵入することがあります。

シロアリの巣の探索

シロアリの巣は地中にありますが、建物内にも巣を築くことがあります。建物内で不審な土煙や木屑が見つかれば、シロアリの巣の可能性があります。

木材の劣化や変色の確認

木材が異常に劣化している場合や、表面が変色している場合は、シロアリの可能性が高まります。

プロの調査

シロアリの専門家やホームインスペクターに依頼して、定期的な点検や評価を行うことが重要です。専門家はより正確かつ専門的な方法でシロアリの被害を検出できます。
シロアリの被害が疑われる場合や、点検結果に不安がある場合は、早めにプロの助言を得ることが重要です。

5. シロアリを業者に頼むポイント

シロアリ駆除を専門の業者に依頼する際、以下のポイントを考慮すると良いです。

ライセンスと資格

シロアリ駆除業者は、適切なライセンスや資格を持っているか確認してください。専門的な知識と経験があり、地元の法規制を遵守していることが重要です。

評判と信頼性

インターネットや口コミを調査して、業者の評判や信頼性を確認します。信頼性のある業者は、他の顧客からの良い評価を持っている可能性が高いです。

無料見積もり

シロアリ駆除の見積もりは無料で提供されるべきです。複数の業者から見積もりを取り、価格や提供されるサービスを比較検討することが重要です。

詳細な説明と提案

良い業者は、問題の詳細な説明と、対策の具体的な提案を提供できるはずです。提案が理解しやすく、質問に丁寧に答えてくれるかどうかも確認します。

使用する薬剤と方法

​​​​​​​
使用する薬剤や駆除方法について尋ねます。環境に優しい薬剤や、ペットや人への影響が少ない対策を選ぶ業者が好ましいです。

契約条件と保証

提案された契約条件や保証に注意深く目を通します。駆除後のアフターケアや保証があるか確認し、サービスが完了する前に書面で契約内容を確認します。

保険と責任

業者が保険に加入しているかどうか確認し、作業中に発生した損害に対する責任を確認します。

実績と経験

業者の実績や経験を確認します。長い間業界に携わっている業者や、同様のケースでの成功事例がある業者が信頼できる可能性が高いです。

地元の詳細な知識

地元の気象条件やシロアリの習性に詳しい業者が望ましいです。地元での実績と知識があれば、効果的な対策が期待できます。これらのポイントを検討し、慎重に選んだ業者に駆除作業を依頼することで、効果的で安全なシロアリ駆除が期待できます。

定期的なチェック、メンテナンスをしていくことで、住宅は長く快適に使うことができます。その時や状況に応じて上手に専門家の力も借りて管理していくことで、安心、安全なメンテナンスを行なっていくことができるのではないかと思います。

Graphic Baseではさまざなデザインの壁紙を取り揃えております。

オリジナルデザインで壁紙を作ることも可能です。イメージの共有段階からお手伝い致します。

※参考

 お好みのテイストから選べるデザイン当社オリジナルデザインが4000種以上。ライブラリーからお好みのデザインを探してください。

■ 壁紙用　デザインライラリー

■ ガラスフィルム用　デザインライラリー