Graphic Baseの高解像度データのメインイメージ

大型インクジェットプリントの画像解像度について


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目次[非表示]

  1. 1.そもそも、解像度ってなに?
  2. 2.大型インクジェットプリンタの場合
  3. 3.では、デジタルプリント壁紙の最適解像度は?
  4. 4.木目や大理石、レンガなどの「高解像度データ」はどう作成する??



そもそも、解像度ってなに?

解像度(かいぞうど)とは、画像がどのくらいの密度で構成されているかを示したもので、1インチ(約25.4mm)に並んでいるピクセル(画素)数で表わされます。単位には「dot per inch(1インチあたりのドット数)」を略した「dpi(ディーピーアイ)」を用い、1インチに300個あれば300dpi、2000個あれば2000dpiということになります。

印刷物では、このdpiの数値が高いほど鮮明な画質になります。データの解像度が低いと、印刷がぼやけ(ジャギる)、文字の可読性やイラスト等の鮮明さに影響し、全体の品質に支障をきたします。そのため、一般的なオフセット印刷用の出稿データの画像解像度では、原寸(印刷物のサイズ)で300dpiから400dpiが標準とされています。



大型インクジェットプリンタの場合

例えば、通常の印刷物用として解像度を300dpiに設定し、原寸A4の画像データを作成した場合。この時のデータサイズが25MBだったとします。これを敷き詰めて、原寸3m四方のビジュアルデータを作成するとなると、この時のデータは3.5GBとかなり大きなサイズになってしまいます。

これでは、横幅10mのインクジェット壁紙やグラフィックシートの画像データを作成すると、出力やデータ送受信に時間がかかりすぎる為現実的ではありません

しかし、大型インクジェットプリンタでは、この様な点をクリア出来る設計になっています。オフセットプリンタとは違い、解像度がそれほど高くなくても、プリントソフトにより印刷の網点を補える機能が備わっているのです。



では、デジタルプリント壁紙の最適解像度は?

大型インクジェットプリンタの解像度は、原寸で100dpiが標準とされています。一方で、プリンター側の解像度のスペックは最高1440dpiの機種も存在します。これは、プリンター側のソフトに、網点を補完し加増できるシステムがあるためです。

一般的な印刷物の標準解像度とは大きく違うことから、大型プリンター用の出稿データを初めて作成されるグラフィックデザイナーさんからは「え?そんな解像度低くて良いの」と驚かれたり、疑念を抱かれる方もいる程です。


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木目や大理石、レンガなどの「高解像度データ」はどう作成する??

ストックフォトで有名なサイト『shutterstock』で木目を検索すると、このような画像が表示されます。

これらをお客さまご自身で、自然に繋ぎ合わせたような画像データを作るのは、大変手間がかかります。そのため、実際にGraphic Baseに入稿いただく木目等画像データの殆どは、簡易的に繋いだ低解像度のイメージデータです。私たちは、そのイメージデータを基に、自社の豊富なストックから素材を選び、丁寧に高解像度の木目データを作成していますので、安心してお任せください。

当社には日々、木目やレンガ、モルタル、大理石などの画像データ作成依頼が寄せられています。これらのニーズにお応え出来る様、Graphic Baseには「木目データ職人」「レンガエイジング職人」が在籍しています。彼らは実にリアルな「フェイク建材」を作ることが出来るので、より自然で高品質なマテリアルデータの作成が可能です。

昨今、VEという概念が定着しており、出来るだけ低予算で建材を使った壁面の演出をしたい、というニーズが増えています。ショッピングモールのフードコートや柱巻き、ゲームセンターから、ホテルの内装等においても、同じ傾向にあります。リアルフェイクとでも言いますか、高解像度のマテリアルデータ作成の際は是非ご相談ください。

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