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ホテル・宿泊施設に取り入れる、壁面グラフィック

こんにちわ。壁紙デザインとデジタルプリントを手掛ける「Graphic Base」の編集局です。

こちらのブログでは、弊社が手がけております壁紙デザインをキーワードに、様々な業態のお店や施設の壁紙についての情報を掲載していきます。

この記事で分かること/解決できること

コンセプトホテルの壁面デザインにおけるユニークなテーマと演出アイデア

ご当地要素や地域性のある宿泊体験の演出方法

美術的・デザイン的観点からの空間美の創出

DIY的アプローチで壁紙による演出を気軽に実現する方法

モダンと和の調和を生み出すジャパニーズスタイルの導入手法

アーティストと連携し、空間を作品として仕上げるグラフィック演出の可能性

多様化するホテル・宿泊施設の空間デザイン

2021年にオリンピックが開催され、また、その後の社会的な流れの影響もあり、海外からの旅行者が増えています。
さらに今後国の対コロナの経済対策の施作を受けるなどして国内の旅行も増加していくことが考えられます。
そういったニーズに応えるために、従来のビジネスユースやシティホテル、リゾートホテルとは違った、観光をメインのテーマにした宿泊施設が今、注目されています。
宿泊施設がさまざまなコンセプトやニーズのもとに多様化してきていることで、泊まる場所も含めて旅行を楽しむという動きも出てきています。
今回はそんなホテル・宿泊施設の空間デザイン、壁紙についてみていきます。

コンセプトホテルについて

コンセプトに合わせた壁紙デザイン

コンセプトホテルとは、テーマを持ったホテルのこと。様々なテーマにより個性を出し、特別な空間を演出しています。
また、従来のホテルの一部をコンセプトルームとし、特別な演出をしているものも多くあります。
風景になじむ建築を目指したものから、人気のキャラクター、電車とのコラボレーションまで、自由な発想で様々な空間が提供されています。

ホテル・民泊向けの

\ デザインはご相談ください /

1. ご当地を意識したコンセプトホテル

ご当地を意識したコンセプトホテル

ご当地のエリアに因んだものを意識したコンセプトのホテル。
有名な観光地を意識した部屋作りから、ご当地の電車をテーマにしたもの、水族館や動物園、野球やサッカーチームとのコラボレーション。泊まることで物語の世界に入りこむことができる謎解きの宿泊プラン等々。
地域を絞るだけでぐっとテーマもわかりやすく、ターゲットに訴求がしやすくなるように思います。

2. 自由な発想で空間をDIYする

部屋全体に壁紙が貼られた空間

面ごとに同じテーマの柄を貼り分けたり自社のロゴを入れたダメージレンガ柄を象徴的にあしらったり幻想的な風景でお部屋をぐるっと包み込んだり、自由な発想で構成されたコンセプトルームなど。
民泊などの空間づくりでも、気軽にDIYで壁紙を取り入れるだけで簡単にコンセプチャルな空間表現が可能です。

Graphic Baseでは、空間コンセプトに合わせたフルラッピングも対応可能です。

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3. 美しい空間づくり

ホテル空間に美しいアートの壁紙

美術館の企画展の作品をそのまま切り取ってきたようなつくり、和洋折衷のデザイン、コミュニティの場の提供など、場所により多種多様なコンセプトですが、いずれも美しいデザインによって一際映える空間になっています。

Graphic Baseでは、さまざまな抽象アートの壁紙ラインナップしております。

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4. ジャパニーズスタイル

組み木、染め物などの和風壁紙

洋の中に和の模様や素材など和の要素を組み込むことでモダンな雰囲気を演出しています。
和と洋のテイストがほどよくミックスされていることで、落ち着いて過ごすことができそうです。
洋室の中に和室を設けたり、建物の外観に和風テイストの模様を使用したり、寄木や組み木を使う、伝統模様を取り入れる、染め物のテイストや和紙を取り入れる、等々。
建物の外観から取り入れたり、部屋の作り自体から建材で取り入れるのは大掛かりな作業やコストになりますが、壁面グラフィックに和風の染めや塗り壁デザインを使ったりすることは気軽に変更もでき、取り組みやすいのではないかと思います。
また弊社ではオリジナル柄の昭和レトロなタイルの壁面グラフィックを施したり、ガラスの仕切りや壁掛け式のパネルというかたちでも和のグラフィックを取り入れることが可能です。

Graphic Baseでは、さまざまな和風テイストの壁紙ラインナップしております。

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5. アーティストとのコラボレーションで作る空間

アーティストとのコラボ空間
アーティストとのコラボ空間

そこに空間があるということは、その場所に人が来て何かをすることができるということ。
たくさんの人が足を運ぶ機会があるということ。
最近ではアーティストとホテルとのコラボレーションが盛んです。それらはただ作品を飾るということに留まらず、部屋を作品として作ったり、さらにはその宿泊施設にに滞在しながら作品を作るという試みもされています。

アーティストが手がけた美しいグラフィック、個性的な空間を、当社の高解像度の美しい壁面グラフィックとして再現する。パネルを作る、など。
場所や使い方も客室の壁面、ガラスパネル、浴室の壁面など、様々なかたちで作ることができますので、より作家の意思に沿った表現が可能です。

6. 動物園や博物館とのコラボレーション

動物モチーフの写真壁紙

動物園や水族館とのコラボレーションが盛んです。
話題の動物園や水族館に遠方から訪れるお客様を意識した部屋作りをすることで、宿泊施設も旅の一コマとして印象に残るような演出が可能です。
壁紙から枕、オリジナルグッズに溢れた部屋で過ごすひとときは、目的地に向かい、そして帰ってくるお客様達の気持ちをたかめ、旅行全体をさらに思い出深いものにしてくれるに違いありません。

7. ホテルを女子会の会場に。泊まらなくても楽しめるホテルの活用法

女性向けのホテル空間

お姫様になったような気持ちでアフタヌーンティーを楽しめる部屋やパーティールーム。
宿泊をしなくても使用できるプランも用意されています。
カフェやレストランを間借りしてパーティーができる場所は多いですが、こういった試みはホテルでも行われています。
一室だけ特別な装飾にする、といったことも、壁面グラフィックを使えば気軽に実現できます。

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ライフスタイルホテルについて

ここ最近ホテルの滞在そのものを目的とした宿として、ライフスタイルホテルが注目されていますが、実は海外では歴史は古く、広く認知されています。
その先駆けともいえるパーソナルスタイルのホテルは、2007年にロンドンのリバプールストリートに1号店が誕生しまし、そのホテルはお客様一人一人に合わせた柔軟性のあるサービスにより、自分らしいスタイルで暮らすように過ごせることをモットーとしていましたが、既存のラグジュアリーホテルとは一線を画す、新しいホテルの在り方を世に提唱しました。
そして2014年には東京にその系列のホテルが開業し、日本のライフスタイルホテルのブームのきっかけとなりました。

ライフスタイルホテルは、もともとはパリ、ロンドン、ニューヨークやサンフランシスコなどで1980年頃に生まれたハイエンド向けのホテル、ブティックホテルに起源をもち、お客様との距離感を近く保ちながらも、親身でパーソナライズされたサービスや特定のテーマに沿ったユニークな体験を提供するという思想に倣っています。
その思想を保ちながら、より広く、新しい世代をメインターゲットにし、革新的で個人的な経験を提供することを目指しています。

日本におけるライフスタイルホテルは、「デザイン性の高い空間」「宿泊以外の付加価値」に加えて、「サードプレイスとしての機能」も兼ね備えている施設が多く見受けられます。
宿泊者はもちろん、その他の訪れた方々も利用できるバーやラウンジを備え、多種多様な人が集まる場や地域の交流の場としても活用されています。

日本ではライフスタイルホテルはまだデザイナーズホテルやブティックホテルと混同されることが多いですが、国内のライフスタイルホテルでは、 その土地やエリアに沿ったしたコンセプトでテーマに合わせた宿泊施設でユニークなサービスが人気となっています。 
その流れはホテルだけでなく、アパレルやライフスタイルを扱うブランドにも及んでいます。

プロの領域に宿泊するというコンセプト

ライフスタイルホテル

酒屋やお寺、バーなど、普段は立ち入ることができないプロの領域に宿泊できるというコンセプトは、そこに興味があって訪れているお客様達の心をくすぐります。
住宅展示場に泊まるというアイデアは、モデルルームの一歩先をいくサービス。購入を考えているお客様のイメージをより現実的なものにする助けになりそうです。

ここまでみてきましてが、一口にコンセプトホテルといっても、その方法や取り入れ方は一口で言うことができず、まさに個性的であることが特徴といってもいいかもしれないです。
またライフホテルについては、デザインのみならず、その宿泊施設で過ごすことそのものが高品質で個々のニーズに沿、さらに特別なものである、ということが目的となっています。

建物から考えるコンセプトホテルは大規模なものになりますので長期期間での準備などが必要と思いますが、まずは従来の宿泊施設からちょっとしたアイデアをのせて壁面グラフィックやガラスパネルを取り入れるところから、気軽にコンセプトルームづくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

当社では様々なニーズにお応えする4,000種類以上のデザインのご用意がある他、高解像度での美しい壁面グラフィック作りも可能です。

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まとめ

ホテルや宿泊施設における壁面グラフィックは、空間の個性を際立たせ、滞在体験をより豊かにする効果的な手法です。地域性やコンセプトを反映させることで、宿泊者に忘れられない印象を与えるとともに、デザイン性やアート性を加えることで上質な空間演出が可能になります。DIY的に取り入れやすい壁紙から、アーティストとのコラボレーションまで幅広く対応でき、宿泊施設の魅力を高める重要な要素といえます。

Graphic Baseを運営するビーグループでは、コンセプトの共有からデザイン制作までトータルでサポートいたします。ホテルや宿泊施設の空間づくりに壁面グラフィックを取り入れたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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b-Group代表取締役の藤川明快

藤川 明快  /  代表取締役 (この記事の監修者)

大手インテリア商社にて内装材料・サインディスプレイ材料の販売に従事した後、社内のマルチメディア部門に転属し広告制作及び映像制作のディレクターとして多くの作品に携わり、分社独立した新会社の取締役に就任。2015年に「内装専門のグラフィックデザイン会社」株式会社ビーグループを創業。デザインからインクジェットプリントまでワンスストップでサービスを提供しお客様の様々なニーズに応える。

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